同性カップル結婚介護休暇の熊谷千葉市長ツイートが凄すぎる

千葉市が同性パートナーがいる職員への結婚・介護休暇を導入

2016年11月11日、千葉日報が下記の報道をしました。

千葉市、LGBT職員に“結婚休暇” 全国初導入へ パートナー介護も(千葉日報)

性的少数者(LGBT)の職員が同性のパートナーと同居している場合、法律上の結婚(法律婚)や事実婚のカップルに認めているのと同じ休暇制度を利用できるよう、就業規則を改正すると発表した。

市によると、結婚休暇(6日間)に当たる「パートナー休暇」の他、パートナーやその親族の介護のための休暇を最長6カ月付与する。

申請には、パートナーの認知能力低下時に備えた任意後見契約を互いに結んでいることなどを示す公正証書と、住民票の写し、戸籍抄本の提出が必要。市はパートナーと同居していることや、非婚であることを確認してから休暇を付与する。法律婚や事実婚の職員が休暇を申請する際は、こうした書類の提出を求めていない。

ハフィントンポストでは11月7日に報じられています。

同性カップルも結婚・介護休暇 千葉市が職員向けに(ハフィントンポスト)

この記事によると、

岐阜県関市でも、同性パートナーがいる職員に家族手当を支給するなどの環境整備を検討している。

とのこと。

熊谷千葉市長のツイートの秀逸ぶりが評判に!

この件に関して、熊谷俊人千葉市長のツイートです。

このツイートに対して、予想通りの方向から予想通りの批判ツイートが書き込まれるや、それに対する熊谷市長のツイートが秀逸だと評判になっています。

同性婚=少子化、という一部の人にとっては筋が通っていると認識される謎の理論を恥ずかしげもなく振りかざす相手に対してのこの明確な反論。小気味良いです。

さらに、これに続くツイートが本当に素晴らしい。

「同性婚」に関して反対する側が抱える精神的なハードルの高さは、民主党オバマ政権で認めた全米同性婚合法化に対して、共和党トランプ次期大統領の否定発言、当選後に起きているLGBTへの憎悪、ヘイトクライムの多発からも推測できます。

■参考記事
ドナルド・トランプがLGBTフレンドリーって本当なの?
トランプ氏が勝利しLGBTに吹き荒れ始めた憎しみの嵐

セクシャル・マイノリティへの差別を解消していくために地方自治体が取り組めることとしては、渋谷区・世田谷区のように区内在住の同性パートナーに対する条例などを施行する方法がイメージできます。しかし、それに対して精神的なハードルの高さを覚える反対派はヘテロばかりか、同じマイノリティの中にもいるでしょう(実際、批判しているマイノリティの発言は少なからず目にしています)。
だからこそ、自分がTOPである職場・市役所の同性パートナーがいる職員の待遇改善から取り組むことで問題提起をするという戦略、大いにありだと思います。

着眼大局 着手小局 という言葉が頭に浮かんできましたが、熊谷市長の本音、そして目指しているところは何なのか、お話を伺ってみたくなりました。

確固とした考えがありつつも、柔軟でユニークな面を持っていそうな熊谷千葉市長に、これからも注目していく必要がありそうです。

■参考記事
「コミケ経験あります」熊谷俊人・千葉市長のさりげない告白(NAVERまとめ)

 

■TOP画像引用元
http://jiji-bibouroku.blog.so-net.ne.jp/2009-06-15-3
http://bb-building.net/city/info/0766.html

About itaru 24 Articles
元・月刊Gーmen編集長。LGBTQI(セクシャル・マイノリティ)に関わる様々な事柄を取材・分析して、誰でも分かりやすい平易な言葉でお伝えしていくことを使命と感じています。

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